夏に向けて

7月中頃を過ぎるとわくわくするのは、子どもの頃の名残なんでしょうか。
大体ジムでは5月くらいから夏に向けて筋トレをしよう!という人が増えてきます。

さて、空道では昇級・昇段審査にウェイトチェック(ベンチプレスとヘヴィスクワット)と体力チェック(拳立て伏せ、スクワット)があり、帯を得るには最低限のフィジカルが必要になります。

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(関西宗支部の前身である関西本部時代、稽古後皆で筋トレに勤しんだものです)

空道は極真会館の全日本王者であった東孝塾長によって開かれたわけですが、極真会館の強さについて塾長は
「当時、誰よりも早くウェイトトレーニングを稽古に取り入れた空手」
だと言われていました。

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(技は力の中に有り!)

これと同じ事が柔道では戦前、木村政彦先生が他の柔道家よりも早くウェイトトレーニングを取り入れて結果を出しています。
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(勿論それだけではないんでしょうが・・・戦前の栄養事情でこの身体・・・!)

心技体と3要素が均等だとして、「体」を捨てて、残りの心技のみで相手の心技体に勝てる、なんていうのは傲慢な事でしょう。

ウェイトリフターやボディビルダー程時間をかけてウェイトトレーニングをする事はないですが(できるならいいんですが・・・)、せめてウェイトチェックをクリアできる程度の体力は得ておきたいものです。