これも一種の怪我の功名

日曜クラスです。

羽島、負傷中のため、基本稽古の号令は弘志さんにお任せして、僕はみなさんの基本を間近でチェックしました。

重点的に観察したのは、平山校長。
平山校長、蹴りの基本の時に、いつも号令に付いて来れません。

「何故だろう…。サボってるんだろうか…。いや、平山校長に限ってそんなわけはない…‼︎」

とか、一人で苦悶してたのですが、今回間近で見て、謎が解けました。

平山さん、蹴りの構えの時に、後ろ重心になってるんですね。
しかも、一回蹴る毎に、前に乗った重心を、律儀に後ろに乗せ直していたんですね。
そりゃ間に合わんわ‼︎

「平山さん、防御のために構えるのではなく、攻撃のために構えるんです。重心は、前足に置いて下さい。そして、前足に重心を置いたまま、蹴って下さい」

そしたら、ピュンピュン蹴れるようになりました。
普段、前に立って俯瞰で見てると気付かないことに、気付けて良かったです。

で、「良かった良かった」と思っていたら…。

つづく

羽島