1月12日(土)は支部長審査でした。
年に1度、全国の支部長が集まって殴り合い、蹴り合い、投げ合い、極め合います。
各自の昇段は勿論、塾長のお膝元で各支部長の技を見ていただき、基本、移動のコンセンサスを合わせる非常に重要なイベントとなります。
武道において皆が同じ「基本」を持っている事はとても重要です。
例えば同じ空道でも、地方や別の国で、組み手のテクニックなどが異なっていることはあっても、基本となるパンチの打ち方等が違うと、何をベースに稽古をすれば良いのかわかりません。
と、言うことで、トップたる塾長の元で指導員・支部長が基礎を見直す必要があるのです。
と、言うことで・・・
やってきました、支部長審査。
朝7時台の新幹線に揺られ東京へ。
まさかの降雪の中、審査の行われる武道場へ向かいます。
ちなみにこの武道場、2009年、2014年と世界大会の強化練習でも使われており、私(山田)として非常に思い出深い所でも有ります。
12時15分に始まった審査が終わったのは14時45分。
基本、移動に始まり、組み手まできっちりと行いました。
かつては同じトーナメントで鎬を削った板子支部長、南大阪支部を率いる西出支部長と見知った顔のおかげでちょっとだけ安心して受ける事ができた審査でしたが、とにかくハード!
通常の昇段同様、勝ち点を計算して、足りない場合は遠慮無く保留となります。
終了後塾長から
「空道は実践(実戦)できて初めて段位が上がる!」
という旨のお言葉をいただきました。
ちなみに支部長、山田共に何とか昇段、晴れて三段になりました。
さて、審査の後は新年会。
塾長のお孫さんに挨拶をしたり・・・
本当に楽しい貴重かつ楽しいひと時を過ごさせていただきました。