羽島二段誕生!

羽島さんが昇段しました。
入門12年、北斗旗常連選手なんだし、二段くらい巻いていても不思議じゃありません。
空道・・・というか大道塾は、皆慎み深いのか、それとも段位高すぎると現役感が無くなるのか、あまり昇段をしないイメージがあります。

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(私が入門した16年前から二段の吉岡先輩)

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(空道歴20年を軽く超えていた酒井修先輩も二段でした)


私も2007年に初段を取って、5年程経って塾長から二段を受験しろと怒られました。

塾長「山田、二段獲れ」
山田「押忍、嫌です。師匠の辻村師範代が二段なんで、並ぶなんてできません」
塾長「海外の連中は見栄とか道場経営の関係でどんどん昇段してるのに、日本ばっかり帯あげないから困ってんだ、辻村は俺が責任持って三段受けさせるから、な?」
山田「押忍、そこまで言われるなら・・・」

ということで試合審査で昇段させていただいたのですが、結局辻村師範代が三段を獲られたのは私と同じタイミングでした。

この様に、空道では黒帯や昇段については、皆、並々ならぬ重さを感じています。

(塾長はじめ、どんなに高段者でもガチ組手して、しかも結果出さないと昇段できないし・・・)

とはいえ、常々師範代も言われている通り、大会などと違いって黒帯は頑張れば全員がなることができます。羽島さんが入門当時の関西本部の二段のメンバーを見て、二段なんてなれない!と思っていたのが、12年の修行を経て立派に二段となった様に、日々稽古を重ねればいつか黒帯を巻ける事でしょう。

しかし、黒帯はゴールではなく、1つのマイルストーンでしかありません。

初段の「初」の字が示す通り、初段がスタートラインです。
そこからも永く永く修行は続きますので、そのつもりで頑張りましょう。