レジェンド来阪

去る7月8日(土)、行徳・東中野支部長、〝レジェンド〟加藤清尚先輩のセミナーが行われました。


加藤支部長は、元々身長163㎝の軽量級ながら、北斗旗軽量級優勝の後、無差別王者にもなり、キックボクサーとしても、UKF、WMTFの2団体で世界チャンピオンになりました。
しかしその後、交通事故に遭い、左足頚骨開放性粉砕骨折の重傷を負います。
医師は足の切断を迫ったそうですが、なんとか切断は免れ、しかし、「一生走ることも蹴ることも出来ない」と言われたそうです。
しかし、不屈の闘志でのリハビリ、骨を再建するための激痛を伴う骨延長手術を経て、事故から5年後の北斗旗中量級で復活優勝…。

「事故で失われた物は、何もありません。骨は失われましたが、作りましたよ(笑)」(あるインタビュー記事)

そのレジェンド来阪ということで、関西地区のみならず、中部地区や他団体、そして、総本部から夜行バスでやって来た人まで‼︎

「なら、普段の俺の道場に出稽古で来ればいいじゃねーか(笑)」(加藤支部長・談)

目からウロコの技術を、たくさん教えていただきました。
友好道場である、パラエストラ大阪代表のタクミさんも参加。

そして、珍しいタクミさんの空道着姿。
隣は、中部本部の寺園本部長。

セミナーのラストは、質問タイム。

「大きくて懐の深い相手には、どう踏み込めばいいですか?」
「深く踏み込むことだな」

「格闘技未経験の初心者には、まず何を教えればいいですか?」
「フィジカルだな」

加藤支部長の答えは、あくまでシンプルです。

そう言えば以前、
「軽量級の選手が、無差別で勝つ秘訣は何ですか?」
と聞かれた時も、
「度胸だよ」
と、答えられてましたね。

みなさん、お疲れ様でした‼︎
この日教わった技術を自分の物にして、来れなかった人に差を付けてしまいましょう‼︎

遠い所をわざわざ来て下さった加藤支部長、本当にありがとうございました。
押忍

羽島