東京タワーで決闘

去る21日(日)、指導を山田老師に代わってもらって、東京タワーまで行って来ました。
清水和磨先輩(大道塾渋谷支部)のラウェイ戦を観るためです。

ラウェイとはミャンマーの格闘技で、素面、手には薄くバンテージを巻いただけのほぼ素手、その状態で、パンチ、キック、ヒジ、ヒザ、頭突き、投げ、立ち関節を認めた、競技とは呼べないような競技です。

会場に着き、酒井先輩と共に控え室へ。
左は、セコンドの平塚先輩。
意外に落ち着いている清水先輩。
バンテージの薄さに驚きました。
本当に、ほぼ素手です。

U系プロレス、男子キック、女子キック、そして何故かポールダンスが行われた後、清水先輩入場。

スポーツを観てる感覚ではありません。
「決闘」の立会い人になった気分でした。

序盤から、清水先輩の左ジャブ、右ストレート、右ロー、テンカオなどが効果的に決まり、1R目で最初のダウンを奪います。
2R目にももう一度ダウンを奪いますが、さすが相手もプロレスラー、食い下がります。
そして、最終3R。
ラウェイには判定がありません。
KOで決まらなければ、どれだけ優劣が有っても引き分けとなります。
3R序盤にもダウンを取りますが、KOとはなりません。
「このまま引き分けか〜…」と諦めかけてた矢先、清水先輩のテンカオで、相手選手4度目のダウン‼︎
ラウェイでは、4度のダウンでTKOとなります‼︎
引き分け狙いの相手を、キッチリ倒し切った清水先輩。 カッコ良かったです‼︎

試合後、清水先輩に、「カッコ良かったです‼︎」「感動しました‼︎」と声をかける方がたくさんいました。

試合後の清水先輩に、「さすがですね‼︎」と声をかけたら、
「練習して来たことが全然出せませんでした」とのお答え。
突きも蹴りもヒザも頭突きも出てたのですが、「一本拳」を出せなかったそうです。 試合で出せなかった、幻の一本拳。
隣は、総本部の内田選手。

少し腐りかけてた自分の心に、喝を入れられました。
大道塾で良かった」と思いました。

羽島