敵はもっと遠くに
20代前半から、本当に多くの武道・格闘技団体と交流を持たせていただいています。
今でも一緒に稽古をしたり、たまにご飯食べに行ったりと本当にお世話になりっぱなしなわけですが、これもひとえに温かく受け入れてくださった他団体の皆様と、出稽古で経験を積めと送り出してくださった塾長及びに辻村師範代のおかげです。
日本の武道団体でこういう団体って珍しいんですよね。
(寮生にもっと出稽古に行って欲しい!なんて言っちゃう大道無門な塾長)
最近では菊野先生の掛け試し稽古会とか、色々と武道団体が切磋琢磨する様になって、本当に良い時代になったななんて思っていますが・・・。
空道に長くいて、さらに絡む人達もそのあたり開けてる人が多いので気にならないんですが、出稽古とか他団体との交流を本当に嫌がる武道家っています。
理由は、技が盗まれるから、とか、生徒盗られるから、とかそんな理由ばっかりで・・・。
いや、何回か稽古しただけで盗まれる技とか、試合のビデオ何回も見られてパクられちゃうし、生徒盗られるかもしれないって逆に言えば生徒盗れるチャンスじゃないですか。
負けるかもしれないストレスや外圧があって初めて生き物が進化する様に、他団体との交流は本当に大きなチャンスだと私は思います。
さらには総本部にパラエストラのトップが寝技教えに来てしまう程懐が深過ぎる団体です。
他団体とか他道場は敵ではありません。
皆同じ「強くなりたい」という夢を持つ仲間ではないでしょうか。
関西宗支部に出稽古に来てくれる他団体のトップの皆様との交流は、本当に価値がありました。
今後も切磋琢磨して、皆でさらに強い武道家になりたいものです。