艱難汝を玉と成す
先日の北斗旗予選を鑑みると、決してコンディションの良くなかった羽島選手がせめてベスト4に食らい付くと必死に戦う様を見て、体調を嘆かずに見事ベスト4に残った様や、試合に向けてのパフォーマンスを調整仕切れなかったにも関わらずきちんと優勝した小芝選手、判定に疑問を持ちながらも「押忍」と一言も言い訳をしなかった山田(弘)選手・・・皆が皆、試練に対して真摯に立ち向かいました。
勝利、それも圧勝は素晴らしい事ですが、むしろ敗北を喫した時、接戦を制した時こそ、キング牧師の言われる通り、人の真価が問われるのではないでしょうか。
武道の世界は幸いにして試合や審査と言った、能動的に受けられる試練が無数に存在します。
特に空道においては実際に目の前の人が殴りかかってきます。こんな厳しい試練は早々ありません。ぶっちゃけ武道やってない素人でも怖いもんです。
(第4回世界大会で戦ってくれたEvander Russ選手。こんなゴリマッチョなMMAファイターと戦う試練を与えてくれた事を深く感謝します)
(実際会うとめっちゃ優しそうな顔してました)
試合や審査って怖いものです。
そんな中でも立ち向かう事は、絶対に大きな成長に繋がります。
成功は約束されていないが、成長は約束されています。
戦国時代なんかと違い、勝ったり負けたりでTRY&ERRORが出来る良い時代ですので、挑戦を重ねて成長を加速させては如何でしょうか。