思う事

physical first

山田弘志二段がphysical firstを謳ってしばらく経ちましたが、熱心に自重トレーニングを続けられています。自重トレーニングは所構わず実践できるのが本当によくて、出張先だろうが帰省先だろうが、ちょっとしたスペースがあれば行う事が出来ます。負荷が軽…

無差別大会

空道が武道だと言う事を強く示すのはやはり「無差別」の大会が開催されている部分が大きいのではないでしょうか。東塾長は以前、無差別は理不尽だが、その理不尽と戦う心の強さを鍛えるのが武道だと言われていました。夢のない話ですが、やはりでかい方が強…

武道?格闘技?スポーツ?

空道は武道です。武道の目的は「人格形成」「精力善用」などがありますが、やはり一番肝となるのは「日常的に降りかかる不当な暴力から身を守る事」でしょう。ここでよくスポーツ、格闘技にはその要素が無い、とドヤる武道家がいますが、ボクシングやレスリ…

夏に向けて

7月中頃を過ぎるとわくわくするのは、子どもの頃の名残なんでしょうか。大体ジムでは5月くらいから夏に向けて筋トレをしよう!という人が増えてきます。さて、空道では昇級・昇段審査にウェイトチェック(ベンチプレスとヘヴィスクワット)と体力チェック(拳立…

1.01倍の法則

毎日1%ずつ自分の能力を向上させていくと、1年後には37.5倍(1.01の365乗)になっている。というのがこの法則です。机上の空論だ、と断じるのは結構ですが、様々な部分からアプローチを出来る総合武道ほど、この法則がマッチする分野もあんまりないと思います…

練習の意味

やらされている練習なのか、意味のある努力なのか野村忠宏(柔道家)仕事でも武道でもスポーツでもそうですが、やらされているのか、やっているのかで意識の違いが大きくでます。じゃあどうすればやっている、意味のある練習になるか。それはもう単純に好き…

ノブレス・オブリージュ

スパイダーマンで言う「大いなる力には大いなる責任が伴う」とほぼ同義です。武道を続けていれば、少なくとも戦闘力は上がります。しかしそこに精神性が伴わなければそれこそ○○○○に刃物になってしまいます。武道の世界でも格闘技の世界でも、精神性が伴わず…

強いって何だ

一歩君はこんな事言ってましたが…烈海王(故)はこう言われていました。例えば試合においても、殴りたい様に殴れて蹴りたい様に蹴れて、投げたければ投げて・・・とできれば、最強です。相手がどんなに圧力があろうと、どんなにパンチ力があろうと、やりたい様に…

陽はまた昇り…

負けた夜は自他への怒りとやってきたことを否定された様な失望感と屈辱で寝られず、唯々イライラして、全てを投げ出して死んでしまいたい様な気持ちになります。それでも結局次の朝が来て、惨めな気持ちを引きずって立ち上がらねばなりません。まず傷を癒や…

たった1日、死ぬほど頑張ってみませんか

土、日の休みが消え。夏休みが消え。冬休みが消え。友達が遊んでる時に練習してた。だから今がある。ダルビッシュ有北斗旗の舞台に上がる人は当然、すごく頑張ってる人達です。学校や仕事の前後、もう少し布団で寝ていたい、帰ってお酒飲んで遊んでいたい。…

帯上との戦い

人間が唯一偉大であるのは、自分を越えるものと闘うからである。- アルベール・カミュ -帯上との戦いの際に極端に萎縮する人って結構います。帯下相手だとイケイケなのに、帯上相手だとまるで借りてきた猫の様に・・・。もったいないですよ。帯上相手こそ、いろ…

毎日が最高!

「あの頃はよかった」って?それはお前が止まっとるんじゃ。 吉野 寿スポーツと武道の最大の違いは、スポーツは過去の結果が大きく評価され、武道はこの瞬間が問われるという所です。武道スポーツとしての空道家としての評価は、何年に王者になった、や、何…

Dreams come true

If you can dream it, you can do it. Walt Disney(夢見る事は実現できる事だ)こうなりたい、こうありたいと思う事は、基本的に達成できます。問題はそのアプローチの仕方がわからないか、それを実行に移す勇気がないか、です。例えば「大金持ちになりたい…

敵はもっと遠くに

20代前半から、本当に多くの武道・格闘技団体と交流を持たせていただいています。打撃ではチーム吉鷹の皆様だったり、MMA・組技ではパラエストラ大阪はじめ、そちらで知り合った皆さん。今でも一緒に稽古をしたり、たまにご飯食べに行ったりと本当にお世話に…

艱難汝を玉と成す

人の真価がわかるのは喜びに包まれている瞬間ではなく、試練や論争に立ち向かうときに示す態度である。 マーティンルーサーキングJr先日の北斗旗予選を鑑みると、決してコンディションの良くなかった羽島選手がせめてベスト4に食らい付くと必死に戦う様を見…

守・破・離(離れるとは言っていない)

武道の修行の段階を語る言葉で「守・破・離」というものがあります。師の教えを「守」る時期があり、それを「破」る(異を唱える)時期があり、最終的に師を「離」れて自分のやり方を立ち上げる、という流れだそうです。師匠と弟子では体格もセンスも考え方も…

強く返すな上手く返せ

かつて関西本部長であった酒井修師範代の言葉です。マススパーリングや軽めのスパーリングをしていて、ぱちん!と良い打撃をもらった時、ムキになって強く返してしまう事があります。この時、カッ!となって思い切りローとかミドルを返す人が結構います。こ…

帯が上がるという事

12月の審査で帯に色がついたり、色が変わったり、金線が増えたりと昇級・昇段された方々が多くいらっしゃいます。この段位制度は明治時代に嘉納治五郎先生が作り、さらに大山道場の中村茂先生が白と茶と黒だと白→茶が大変過ぎるから・・・と間に緑帯を作られ、…

小テスト効果

西日本予選及び交流戦が近づいてきました。武道において、試合のために稽古をすることを肯定しませんが、試合があるから稽古に張りが出る事は否定しません。パレエストラ大阪代表の中山巧先生はこれを「小テスト効果」と言っていました。(右の空道着のイケメ…

デジタル空道

デジタル空道打・投・極と言う通り、MMA(含む空道)の戦いでは、最初打撃で殴り合い蹴り合いをして、そのうちもつれて組み合い、どちらとも無く投げ、寝技で決着、と、打撃→投げ技→寝技という流れになる事が一般的です。しかし近年のピュアMMAファイター、空…