帯上との戦い

albel

人間が唯一偉大であるのは、自分を越えるものと闘うからである。

帯上との戦いの際に極端に萎縮する人って結構います。
帯下相手だとイケイケなのに、帯上相手だとまるで借りてきた猫の様に・・・。
もったいないですよ。
帯上相手こそ、いろんな技を試すチャンスなのですから。
例えば帯下を下段回し蹴りでぶっ倒しちゃったりしたら、ただの悪い先輩ですが、やっつけた相手が先輩だったら大金星になります。
そりゃ手ひどくやられるかもしれませんが、それは帯上を追い込んだ証拠なんじゃないでしょうか(大けがじゃなかったら、ですが)

2014-08-01-08-20-31

(がっちり受け止めてくれて、さらに試練まで与えてくれる野田指導員)

ある程度基本稽古、移動稽古、サンドバッグ、ミットなどを頑張れば、平静な時なら思いっきり技を出す事ができる様になります。
さらに進めば、自分より実力が下の人相手ならどんどん技が出せる様にもなります。
しかし、自分より強い人相手に自在に技を出せる様に・・・となると、難しくなります。

帯が上だったり身体が大きかったりする相手と稽古する場合は、高ストレス下でも技を出す練習だと思って試してみるのもいいかもしれません。